1998年度OB総会の開催

創立70周年記念祝賀会

新たな発展をめざして

OB会会長 庄司光郎

 アリオンコールは、昨年、創部70周年を迎え、OB会も1982年10月の設立ですから17年目に入っています。OB会の活動は必ずしも活発とはいえませんが、法政大学文化連盟加盟団体では堅実な活動をしているなかの一つとなっています。昨年、OB会創立以来幹事長、会長としてOB会の発展に尽力なさってまいりました村山さんから退任の申し出があり、心ならずも私が会長後任を引き受けることになりました。また役員全体の若返りが行われOB会は新たな発展を期待されています。私はとても会長の器ではなく、これまでただ村山さんと理事会の意志を事務的にこなしてきただけでしたから、この大役が務まるかと悔みました。しかし、私は、自分の身の丈にあったことだけしかできないし、それをやることが一番と考え引き受けることにしました。その一つとしてOB会に出たくなったら誰でも気楽に参加できるように、各世代の融和を図る活動に力を入れたいと考えています。幸い、OB合唱団ができ昨年2月に演奏会を行って以来、今年の4月のOB六連・6月の現役・OB合同演奏会に向けての活動を契機に若いOBも参加し、練習後の学年の垣根を超えた語らいが続けられております。
 昨年の創立70周年を記念した「70年史」が、多くのOBのご協力により、すばらしいものに仕上がりました。まさに70年にわたるアリオン活動にたずざわった方々全員の思いが込められたものと思われます。数人の編集委員によってまとめられたものだけに、すべての年代の方々にご満足いただけるものになっていないこともあると存じますが、その辺のところはお許しいただくとともに、新会長としてご協力に深く感謝いたします。
 私たちは現役の活動の援助もその目的に掲げており、5年に一度、委嘱作品のための寄付を行っておりました。これにつきましてはOBのなかにざまぎまな意見がありましたことを承知しております。そこで先の理事会において、5年ごとに全員に寄付を呼びかけることはやめ、現役の「委嘱活動支持会員」制度にその役割をまかせようということを決めました。これは私がここ数年考えていたことですが、総会でご承認下ることをお願いしたいと思います。しかし、現役が委嘱活動をしたいと考えている以上、経済的負担は残るわけですから、この活動に賛成する方は、こぞって「委嘱活動支持会員」になって下さいますよう、お願い申しあげます。
 現在、学生のクラブ活動は多様化現象のなかで、どの団体も部員不足に悩まされております。アリオンもその例外ではなく、特に女性がいないこともあって部員獲得に苦労しているようです。人生の一時期、男だけのクラブ活動を経験するのも人生にとっていいのではないかと思います。そのためには、現役とOBとの交流も重要だと考えています。そのことも、私の課題にしたいと思いますので、よろしくお願い申しあげます。

より一層のOB会の拡充を期待して(OB会会長退任挨拶)

前OB会会長 村山 叡

 1998年6月14日の総会で、OB会長を退任し、庄司新会長のもと、新たなOB会の活動が始まっている。
 ふり返ってみると、私自身社会人になって、地方勤務が長く、OBとしての活動は、時間をつくっての現役の六連等の演奏会、合宿等への参加にとどまっていた。しかし、アリオンコールOB会を充実しなければならないという意欲は常にもち続けていた。
 幸い東京勤務となり、OB諸君との接触もふえ、OB会をどうまとめるかを有志の諸君と考え、1981年11月13日、私学会館でOB会設立準備会を開催し、翌年11月16日に、復活第1回OB総会がもたれ、その後副幹事長の菅沼(31年度卒)、可知(36年度卒)、庄司(37年度卒)、井口(42年度卒)、谷口(46年度卒)、金子(50年度卒)の各氏が大変な努力をされ、会則の制定、総会の開催、OB会報、名簿の発行、現役への支援等々、OB会の基礎が整ったのである。
 その後のOB会の活動は着実に行なわれ、法政大学交友会が新しく生まれ変わった時にも、会員団体としていち早く参加し、昨年は「70年史の発行」、OB合唱団の活躍と、非常に充実してきている。
 私はこれを機に会長の辞任を申し出て、新しい会長のもとでのOB会の活動をお願いした。ここにあらためて、私の幹事長、会長時代にOB会のために、頑張っていただいたOBの幹事・会員の皆さんに深甚なる敬意とお礼を申し上げます。
 さて、これからのOB会にお願いしたいことは、OB会員がより一層のOB会、そして来る2000年に創立120周年を迎える大学に対して大いに関心をもっていただきたいと云うことである。
 法政大学財界人倶楽部会長、大島雄次安田生命会長が“母校愛のない人は、自分の人生に自信のない人だ”とよく言われる。 我々アリオンコールのOBも、母校愛と連帯感をもって、出身母校と70年の歴史をもつ「アリオン」に誇りをもって、大学創立120年を機に、そして21世紀に向けて、更なる拡充を期待している。